あみだそば 大主(おおあるじ)のひとり語り

「あみだそば」は、縁あって「越前福井の地」で誕生しました。
なぜ、私たちのふるさとが「福井」という地名になったのだろう?なぜ、あみだそばがこの地に生まれたのだろう?そう考え始めたのは20数年前のことです。
今も答えを探し続けているところですが、最近、これまで考えてきたことを言葉で表し、1人でも多くの方に興味を持っていただけたらと思うようになりました。

10数年前のことです。いつものように「なぜ福井なのか」と考えていたとき、「福井」という地名は字のごとく「福の井戸」を示している、そんなことに気づきました。
そして、福井城址にある「福の井」という井戸が、江戸時代の福井藩の時から存在し、「福井」という地名の由来だという一説もあると知ってからは、私の中で「福の井から福がこんこんと湧き出てくる」というイメージが揺るぎないものになりました。

あみだそば 大主(おおあるじ)のひとり語り

「福の井」を「福が湧き出る井戸」として「ふるさとづくりのシンボル」に掲げ、福井を盛り上げる活動ができないか?そんな発想を基に立ち上げたのが「福の井プロジェクト」です。

目的は、「福の井」から湧き出る「福」をテーマに、福井に人が集まり、まちが活性化する様々な企画を考え、展開することです。やがて、この考えに共感してくれた仲間と意見を交わすようになりました。

具体的な取り組みについては、今後、機会を見てお知らせしたいと思いますが、私が考えているのは、福井を「福が湧き出る里」として広くアピールし、たくさんの方に「福浴びの旅」に訪れていただくことです。

あみだそば 大主(おおあるじ)のひとり語り

福井県は「幸福度日本一」と言われています。また、特産品の名称や広告のキャッチコピーなど、様々なところに「福」の字が使われ、これらを通しても「幸せ」や「豊かさ」を身近に感じることができる土地だと思っています。

どうぞ、こんこんと福が湧き出る「福の井」がある里へ、「福探しの旅」にいらしてください。そもそも「福」とは何だろう?その答えを見つける「副探しの旅」にいらしてください。そして、機会がありましたら、お声をかけてください。

おいしいおそばとともに、私が考える「福の井物語」をお聞かせしましょう。「福」を見つける「副探しの旅」のお手伝いもさせていただきたいなあと思っています。

あみだそば 大主(おおあるじ)のひとり語り

最後に、「あみだそば」の由来は、ハピリン1階「あみだそば福の井」の壁にかけてある「そば好きお地蔵さまとあみだそば」に綴られています。

あみだそばがなぜ生まれたのか?しかもこの地で。そんなお話しをそば談義でもしながらできる機会があれば幸いです。

「福探しの旅」の際はあみだそば主まで。

 

あみだそば 大主 永見 雄二

あみだそば 大主(おおあるじ)のひとり語り